カット専門店
1000円カットのチェーン店など、1000円でカットだけやってくれるお店がありますが、私が行ったところは1500円のカット専門店です。
- 予約不可
- シャンプー無し
- ブロウ無し
- 終わったあとのマッサージ無し
- カットのみ!
私が求めていた条件とピッタリ!
女性は美容室というイメージですが、私は美容室が苦手です。
美容室が苦手な理由
他人と長時間至近距離で接すると考えただけで憂鬱になります。
- 他人にシャンプーをしてもらうが苦手(洗い流すときに頭を抱えられるのが嫌)
- 至近距離で長時間接するのが嫌い(赤面症だからどんどん赤くなる)
- カット中の会話が嫌い(プライベートを聞かれたくない)
- 薦められると断れない
- 時間が長くて気分が悪くなる

余計なことはしなくていいからカットだけやってほしいの!
カットだけお願いしますと言っても、アロマとかマッサージとかリラクゼーション云々…。
カット中にいろいろと薦められ、薦められると断れない性格なので、つい「じゃあ、お願いします」と言ってしまいます。時間とお金がかかるだけでまったくリラックスできません。
何軒か美容室を変えましたが、カットをお願いしたはずなのになぜかカットだけで終わらず、どの美容室も時間とお金がかかるだけで家に帰るとグッタリです。
遠隔操作でヘアカットができる無人ヘアカット店とか、ロボットがカットしてくれるとか、昔のパーマをあてる機械みたいなものをスポッとかぶるとカットが出来るとか、誰か発明してほしいと本気で思うくらい美容室が苦手です。
セルフカットの限界
美容室に行くと軽い呼吸困難を起こすようになったので、どうしても美容室に行かれなくなり、ずっと自分でカットしていました。胸の下まであるロングだったので時々毛先だけ揃えていました。
本当は短く切りたいけれど、自分では無理!
白髪もかなり増えたから染めたいけど、長すぎて染められない!
切りたい、切れない、染めたい、染められない、でも美容室は行きたくないという堂々巡りでした。
カット専門店へ行く勇気
カット専門店は男性や子供のイメージが強いので、「行ってみようかな」と考え始めてから実際にお店に行くまで3カ月ほどかかりました。
お店をチェックするために何度かお店の前を通りましたが、入り口が道路に面していなかったので中の様子が見えず。駐車場の車をチェックして、平日の昼間あまり人がいなさそうな時間帯を狙って行きました。
いよいよ店内へ!
私が行ったところは、受付がありました。まずそこで確認!
ロングからショートに30センチ近く切ってもらうことが可能かどうか
これを断れたら他のカット専門店に行こうと思っていたのですが、快く引き受けてもらえました。
お客さんは予想どおり男性(おじいちゃん)がひとり。おじさんの行列ができていたらどうしようと心配でしたが、ひとりだったのでそのまま店内へ。
無言で黙々とカットするのかと思ったら、意外と会話をしていました。
カット前に打ち合わせ
1人あたりのカット時間が長くなると申し訳ないと思い、椅子に座ってから改めて、短く切ることを引き受けてくれたことのお礼を言って、本当に追加料金払わなくて良いんですか?と再確認。「1500円で大丈夫ですよ」と言ってくれたので、遠慮なく注文しました。
どのくらい切るか聞かれたので、30センチくらいと言ったら「何センチくらい」というあやふやな表現はダメだそうです。
段が入っていたり、横と後ろでは長さが違ったり、○センチくらいと感じるのは人によって誤差があるので、この位置までカット!と手を使って指定しました。
私は特に細かい注文はなかったので「肩まで。でも、おかっぱ頭にならないようにしてください!」とだけ伝えました。(おかっぱ、ワカメちゃん、こけし、と呼ばれることだけは避けたかった)
切る前に美容師さんが「ここをこうカットして、ここまでの長さにして、後ろは・・・」と出来上がりのイメージを細かく説明してくれたので「それでお願いします」と話しがまとまったところでカットがスタートです。
カット中の会話
形が決まったら、髪の毛を霧吹きでシュッシュッと湿らせてザクザクと一気にカット。
相手はプロなので、伸ばしっぱなしでセルフカットをしていたことをすぐに見破られました。そこから「美容室が苦手なんです」という話になり、美容師さん相手に美容室の嫌いなところを力説したら笑っていました。
個人的な趣味や家族のことなどを聞かれるのは嫌ですが、こういう会話ならできます。
やはり、女性は美容室に行ってしまうので女性客は少ないそうです。でも、美容室1回の料金で4~5回カットができるから、もっと女性の人にも利用してほしいと言っていました。
仕上げ
女性にも利用してほしいと言っていましたが、美容室のような細かい仕上げは、やってもらえません。(これが女性客が少ない理由ですよね)
湿らせた髪をドライヤーで乾かして、細かい髪の毛を掃除機(のようなもの)で吸い取ってくれます。
これで終わり。椅子に座ってから終了まで30分弱。
こんなに切ってもらったのに1500円です。会計のときにもう一度追加料金を払わなくていいのかと聞きました(合計3回聞きました。笑)
ブロウなどの仕上げはないので、カットのあとは寄り道せず家に帰ってシャンプーをすることをおすすめします。
帰宅後に確認
そして、やはり(というと語弊があるかもしれませんが)髪の長さに少しばらつきがありました。
美容室は、ドライヤーで乾かしたあと丁寧にブラッシングをして不揃いの部分をカットしてくれますが、カット専門店はこの作業がありませんでした。
男性の短い髪は大丈夫なのかもしれませんが、女性の長い髪は帰宅後にシャンプーをして、乾かしながらブラッシングをすると、少し長さが違う部分がでてくるかもしれません。(私は目立つところだけ自分でカットしました)
今回は一気に30センチ近く切ったので、多少長さが違ってもセルフカットよりキレイなので想定の範囲内という感じです。
最後に
- 完ぺきに仕上げて欲しい人は美容室へ
- 短時間で安くそれなりにキレイになれば良いという場合は、カット専門店でOK
- (私のように)美容室が苦手で苦痛という場合は、カット専門店へ
あくまでも個人の感想です。お店によって差があると思います。
髪質や髪型にもよると思いますが、私は1500円でカットだけやってもらえて満足でした。
「次はあまり伸びすぎないうちに切って下さいね」と言われたので、少し伸びたら切りに行きたいと思います。